山の遊び舎はらぺこ
保護者から

●気づきの中に見えたもの
 「自然の中でのびのびと!預けるのではなく、自分たちで子どもの育ちを見守ろう!」そんなはらぺこに憧れて、入園を決めました。
 実際にはらぺこに入って、自分たちで子どもの居場所を作ることの大変さに目を回すこと数知れず。私の中で、すべてのことに余裕が無くなり、子どもに怒鳴ってばかり。あれ?のびのび子育てとは反対になっている?と悩むことも何度もあった。その度に夫婦で話をし、周りのお母さんに相談し、自分を振り返り。何のために自分はやっているのだろう・・・?
 隣でスヤスヤ眠る我が子。今日も一日めいっぱい遊んだよね。何を見て、何を嗅いで、何を聞いて、何を触って、何を感じたのか?いっぱいココロを揺らしたよね。そんな豊かな時間を作るために大人も踏ん張るんだよね。そう気がついたら、随分肩の力が抜けたものだ。そしていつの頃からか、子どもが喜ぶであろうとされている遊び場に行かなくても、ほんの小さな楽しみを家族で感じられるようになった。ふきのとうをいっぱい見つけて喜んだり、今日の夕焼けきれいだねと見とれたり、月の明るさに感嘆の声をあげたり、もみじの紅葉に心を奪われたり、雪が降ると庭で小人のお家が出現したり。そんな何気ないことが我が家の原風景になってくれるといいな。はらぺこのおかげで気づくことができた幸せです。

●小さな山栗
ある秋の日、娘がはらぺこの散歩の途中に、小さな山栗をたくさん拾ってきました。山栗は貴くて味も抜群だけど、小粒で皮をむくのが大変で面倒・・・。それでも娘は「栗ごはんにして食べたい」と言いました。料理が苦手な私は一念発起して小さな栗をむくうちに、小さな娘が小さな手で拾った栗がだんだん愛おしく思えてきました。
 夕ご飯に並べた栗ご飯は、娘と私が手間を惜しまず頑張ったとびきりおいしいご飯となりました。経済面や利便性が優先されることが多い中、こんな豊かな味と時間を親子で分かち合えたのは、はらぺこに出会えたおかげだと思います。

●愛
 はらぺこではお母さんも一緒に保育に参加します。一緒に野山を歩いたり、ご飯を食べたりしていると、だんだん自分の子だけでなく他の家の子の育ちも自分の子のことのように嬉しく感じます。それと同時に、子ども時代に心底信頼できるおとなに出会えるということが子どもの育つ過程において、とても大切なことなんじゃないかな、と思っています。

●小学生になっても
 子ども達は晴れの日はもちろん、雨の日も雪の日でも外に出て遊びます。風の吹く日には風に会いに出かけます。母は日々疲れていても、森の中をお散歩すると心が浄化されるように感じます。そして、子ども達と一緒に食べるおにぎりの美味しいこと!
 はらぺこを卒園した小学校5年の娘と3年の息子は二人とも、入学間もない頃は、みんなと同じ保育園がよかった。なんて言っていたけど、今では、「やっぱり、はらぺこいいなぁ。」「はらぺこに戻りたい!はらぺこに戻ってお散歩がしたい。」と言います。はらぺこ3年間、楽しかったんだね。

●たくさんの大人たちに見守られて
 我が子の落ち着きのなさや、みんなと一緒に遊べない姿、友達に対して意地悪なことを言っている姿、当番に入るとずっと母の周りから離れられなかったり、なんだか気になるところばかり。ああどうしてこうなのかな?とため息をつくことや、我慢できず怒鳴ってしまうこともしばしば。でも、はらぺこのお母さんたちはそんな我が子の「今日こんな事してたんだよ〜。」「こんな優しいこと言ってくれたよ。」「友達を助けてくれたよ!」と私の知らない姿をたくさん褒めてくれる。
 母として自分の狭い視野を子どもに押し付けて、自分の物差しでしか見ていないことに何度も気付かされました。子どもは、子ども同士でぶつかり合い、たくさんの大人に見守られながら育つことの大切さを実感させてもらいました。

●わんぱくっ子のお母さんから。
とにかくわんぱくな子です。
入園するまでは出かける先々で
はじめて会うおともだちでも片っ端から
泣かせてしまうほどでした。
自然と外出が減り子育てにストレスも感じていました。

はらぺこではありのままの我が子を
先生や仲間に見守っていただき、
私も励まされ子育てが前向きで
意欲的なものへと変わりました。
毎日自然の中で思いきり遊び充実した日を送っています。

何も遊具のない山や畑も子どもにとっては宝の山。
何ももたずに遊びこんでいる姿や表情を見ていると、
今ここでしかできない貴重な時間を
私も共有でき感謝する日々です。

はらぺこの子どもたちは
本当にしあわせな子どもの時間を送っていると
感じられることが、
親としてとても幸せです。
私にとってもここで過ごす時間は
一生の宝物になると思っています。


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