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保育当番日誌

春の庭

11/4/28
のんびり園庭で遊んだ一日

何をしようかとあちこち歩き回るこどもたち

そこらじゅうに咲いてる小さな花を集める子
小さなお皿に競うように盛り付ける
花も葉っぱも木っ端も
なんだかおいしそうに見えるから不思議

畑の三角地帯ではスコップを手に手に
もう、一体何日やり続けてるのだろう
久々にのぞいてみると 
大きなお風呂くらいの穴
道具の使い方が板についてきた

ちょっと泥がついた手を
友だちが流すじょうろの水でしきりに洗う子
泥のついたじょうろから出てきた水だということは
気にも止めてない

ドラム缶に貼り付けた紙に泥で絵を描く
大人の思惑をよそに
なかなか泥を手につける子がいない
不思議ふしぎ こんなに面白そうなのに



そんな中 「花を植えるの手伝って」
と何人かに声をかける
運良く3人の人員を獲得
後に2人の助っ人も加わり
さっそくシャベルで穴掘り開始

まだまだ新人の植木屋さんで
掘った土を遠くへ飛ばすので
花を植えたあとにかける土がないと言っては
ポーターに乗せた友だちの土を横取りしようとして
わあわあ喧嘩する

「ねえ、石がある。」石に突き当たりシャベルが止まる
「あ、ほんと。こんな時はこうするの。」
シャベルをずらして踏み込み石の横に差し込み
シャベルを倒してぐっと石を持ち上げて見せる

何度もなんども挑戦する
シャベルは石の表面をかすり横に滑る
今日は出来なくても多分来年の今頃は 
他の子に教えてる姿があるかもな

花をみんな植えたら調子づいてきたので
「じゃ、今度は階段作ろ。」と言うと
「レンガもって来たよ。」と
手に手に今にも落としそうな格好で抱えてくる
あわててレンガをキャッチする

どうにもこだわりの場所に段を作りたい子
レンガを収めることを忘れて穴を掘り続ける子
手出しをしたら猛烈に怒るので
さてどうしたものかと思いながら眺めているけれど
まあそれも良しとするか、と折れてみる

このこだわりは はた目にはさっぱり訳が分からないけど
彼にとってはどうにも譲ることのできない領域
たった今までなかった階段なんだから
少々いびつで不格好でも さして問題ないだろう
それよりわき目も振らず自分のこだわりを貫き通す
彼の意志力に感嘆のため息さえ出る

それは我が子を見る視線と全く違う
私自身に気づく瞬間だった

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